診療案内

診療についての写真イメージ

笠間整形外科の診療について

笠間整形外科は、骨と関節の故障や形状の変化による歩行困難や痛みなどを治療・予防する整形外科を専門とする病院です。

近年研究が進められている先進的な再生医療や肩関節鏡に関する事も積極的に取り入れてお困りの疾患に対応しております。

ひざと肩の専門医のイメージアイコン膝と肩の専門医

南長野医療センター篠ノ井総合病院で人工関節や膝のスポーツ外傷・肩関節の鏡視下手術をしております。
退院後は当院で肩関節鏡手術後などのフォローアップが可能ですので、最初から最後まで担当することができ、安心しておまかせ頂けます。

主な診療内容

お困りの疾患は何ですか?

PRPのイメージ写真

長野県周辺では数少ない
「PRP療法」を提供できる整形外科

PRP療法は、誰もが持っている自然治癒力を最大限に活かし、慢性化した痛みを治療する再生医療の治療法のひとつで、その中でも安全性が高く、ステロイド剤を使わない新しい治療法として注目されています。

詳しくは「PRP療法」のページへ

骨粗鬆症のイメージアイコン骨粗鬆症の検査・治療

骨粗鬆症のイメージ写真 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨密度が低下し骨の強度が下がっている状態を言います。
古い骨を壊す骨吸収と、新しい骨を作る骨形成のバランスが崩れることによって骨粗鬆症の状態になります。
この状態は骨折の危険性が非常に高い状態です。

当院では、問診担当の看護師によるしっかりした問診と、医師の丁寧な診察はもちろんですが、日本骨粗鬆症学会ガイドラインに沿った最新の検査法を実施しています。
DEXA法を用いた装置を使用した骨密度測定検査は、従来の超音波法を用いた装置と比較して精度が高く正確な診断が可能です。
X線検査では、不顕性圧迫骨折(いつの間にか骨折する)がある可能性を調べます。また、脊椎の変形もこの検査で探します。
また、骨代謝マーカーの検査は必須事項で、骨の新陳代謝が正常化どうかが見えてきます。
骨代謝マーカーを調べることにより、骨吸収と骨形成のバランスが分かり、今後の骨密度の低下を予測することができ、また最適な治療薬の選択をすることができます。

以上のように様々な検査を行うことにより結果を総合的に判断し、医師が正確な診断と治療をしています。

リハビリテーションのイメージアイコンリハビリテーション

リハビリテーションのイメージ写真 当院では、より効果的なリハビリが医師の指示のもと行われます。
スポーツによる障害やその他の障害も含め、動きが制限されている関節や低くなった筋力、各種の痛みに対しても患者さんの状態に合ったリハビリ方法を提供しています。

運動療法や物理療法の専門スタッフである理学療法士を3人配置しており、患者さん専用の治療プログラムをマンツーマンで行っています。
関節の動きや姿勢などを無理なく矯正し、肩関節鏡手術後やスポーツ障害に対しても最適なアドバイスも行っています。

経験が豊富で、若く元気な理学療法士が患者さんとのコミュニケーションを重視しつつリハビリを行っていますので、楽しく安心してリハビリを行って頂けます。

エコー下筋膜リリース治療のイメージアイコンエコー下筋膜リリース治療

エコー下筋膜リリース治療のイメージ写真 「筋膜(きんまく)」とは筋肉を覆っている組織のことです。
この筋膜が周囲と癒着(ゆちゃく)することで筋膜や筋肉が動きづらくなり痛みを引き起こします。
この症状のことを筋筋膜性疼痛症候群(MPS)と言いますが、この状態を改善するために行わる治療のことを一般的に「筋膜リリース」と言っています。
しこりや押して痛くなる部分はトリガーポイントと呼びますが、筋膜の上にあることが最近の研究により解明されています。

当院では、超音波(エコー)を見ながらこの筋膜が何層にも重なって癒着している部分に、身体に無害な生理食塩水や局所麻酔薬を注入して厚くなってしまった筋膜の癒着をはがしていく治療、つまり「エコー下筋膜リリース治療」を行っています。
筋膜リリースの適応疾患は、腰の痛み(腰部筋膜炎)、首の痛み(頚部筋膜炎)、拘縮肩、肘外側上顆炎等となります。

痛み止めの注射の新しい方法なので長野県内で提供している病院は当院を含めても数少ないです。